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2015年5月25日 (月)

キレイゴト抜きの農業論

定年退職後、農業をやるのを後押ししてくれる本だった。わたしの両親は60年から70年間も農業をしている。マイペースとは思うが、決まった休みもなく本当によく働く。農作業の方法、例えば種の蒔き方や収穫の方法については良く工夫している。また作物の生育状況をまめに記録している。しかし経営者ではない。ひたすら良い物を作るという職人気質である。そういった職人がやってこられたのは日本農業政策が守ってきたためである。競争の無い世界で生かさず殺さずといった所か。久松によれば日本の農業に今、最も必要なのは経営者である。良い経営者であれば農業は儲かると。しかし農業以外でも良い経営者でないと儲からない。有機栽培についても多くのページが割かれていた。作物の本来の能力を生かすのは有機栽培というのが主旨と思うが、本当に農薬は不要なのか?これについては更に調べる必要がある。

久松達央

新潮新書

 

 

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