トップページ | 数学の夢 »

2006年9月 9日 (土)

ローマ人の物語14

キリストの勝利 ローマ人の物語XIV Book キリストの勝利 ローマ人の物語XIV

著者:塩野 七生
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ローマ帝国の栄光と衰退に興味があり、塩野七生氏の「ローマ人の物語」を読んでいます。物語も進み第14巻は「キリスト教の勝利」という副題が付いています。

ローマとキリスト教というと皇帝ネロがキリスト教徒を迫害したが最後には国教になったことを習ったことは覚えていました。今回、この本を読んでキリスト教が国教になったのは、コンスタンティヌスからテオドシウスに至る皇帝の優遇政策にその一因があると分かり納得しました。坊主丸儲けという言葉がありますが古今東西を問わず宗教は税金とは縁は無いようです。

従来の多神教擁護者のシンマックスと司教アンブロシウスの論争でアンブロシウスが勝利する場面では時代の流れを感じさせます。アンブロシウスは洗礼を受けた皇帝テオドシウスを手玉にとるくだりでは宗教の持つパワーの凄さを感じました。しかしそれを知っていたがゆえに死の直前まで洗礼を受けなかった皇帝もいたわけで世渡りには深い洞察が必要と改めて思った次第です。

トップページ | 数学の夢 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/154346/3381606

この記事へのトラックバック一覧です: ローマ人の物語14:

トップページ | 数学の夢 »